今回は、LINEでアンケートを送付し、その選択に応じてシナリオ分岐させるやり方を紹介します。例えばスポーツジムでLINEに友だち追加してもらう場合、人によって鍛えたい部位だったり難易度の好みなどが違いますよね?最初にアンケートを取る事で、それ以降最適なコンテンツを提供することができるようになります。やり方ですが、LINEを無料で自動化できる「プロラインフリー」を利用した方法をご紹介します。
プロラインフリーとは
プロラインフリーは、LINE公式アカウントを自動化する無料ツールです。中小企業経営者や個人事業主を中心に、導入企業数15,000社以上!多くのメディアで「結果の出る無料ツール」として掲載されました。「コンテンツ販売」「オンライン教育」「顧客サポート」「リピーター育成」「見込み客の育成と集客」と多彩な機能を備え、LINE公式だけでは実現できない「友だち全員の顔と名前が見える」顧客管理も人気です。
プロラインフリーの詳細は以下をご覧ください。
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プロラインフリーを使ったアンケートからのシナリオ分岐
①アンケート用シナリオの作成
まずは、アンケートを取るためのシナリオを作成します。超ステップ配信→ステップ配信シナリオで、新規作成をクリックして新しいシナリオを作ります。今回はわかりやすく名前を「アンケートでシナリオ分岐」としました。
まずは作成したシナリオに、アンケートを促すテキストを追加します。「+新規メッセージを追加」をクリックし、テキストタイプを選択して文章を入れます。今回は3択にするので「アンケートです。~。次の3つから選んでください。」といった文章を入れました。
次に、「フキダシを追加」をクリックして、アンケート項目を入力します。
「タイプを選択」の中身を見るとわかりますが、アンケートに使えそうな項目は「単一ボタン」「複数ボタン」の2種類あります。まずはそれぞれどう表示されるか見てみましょう。
単一ボタンの場合は、こんな感じで選択肢がそれぞれ別の吹き出しとして表示されます。特徴としては、長い文章でも全て表示され、下にOKボタンが出るところです。では、複数ボタンではどうでしょうか。
こちらは複数ボタン[OKなし]を使用した場合です。質問が見出しで付けられて、一つの吹き出しにキレイに収まるのが利点です。ただ、②をみてください。文章が長いと途中で見切れてしまうのです。そのため、長い名前の選択肢の場合は注意が必要です。
あとは、単一ボタンと違って選択肢が密集しているため押し間違いが起きるかもしれません。実は一度選択してしまうとそのシナリオに移動してしまうため選び直しができません。どちらを選ぶかは好みにもよりますが、単一ボタンの方が使い勝手は良さそうです。
単一ボタンの作り方
単一ボタンの場合は、項目名が選択肢の名前となります。クリック時のアクション(シナリオ分岐なので「シナリオ移動させる」を選択)、移動先シナリオを選択(選択肢と同じ名前のシナリオを作っておくとわかりやすいでしょう)、を設定します。
一つの選択肢の入力が終わったら、「+フキダシを追加」をクリックして次の選択肢も同じように入力します。これで、単一ボタンでのシナリオ分岐設定が完了です。
複数ボタンの作り方
複数ボタンの場合は、まず項目名(質問を入れましょう)を設定し、ボタンアクション名(選択肢の名前)、クリック時のアクション(シナリオ分岐なので「シナリオ移動させる」を選択)、移動先シナリオを選択(選択肢と同じ名前のシナリオを作っておくとわかりやすいでしょう)、を設定します。
一つの選択肢の入力が終わったら、「+ボタンを縦に追加」をクリックして次の選択肢も同じように入力します。これで、複数ボタンでのシナリオ分岐設定が完了です。
②分岐先のシナリオを作る
こちらは特に難しいところはないかと思います。3つの選択肢と名前が連動した3つのシナリオを作ればOKです。
アンケート→シナリオ分岐の応用編
例えば、アンケートは取りたいけど、シナリオ分岐はせずに一つのシナリオにしたい、という場合もあるかと思います。その場合は選択肢に対応した各シナリオを通過だけさせて1つのシナリオに戻す、という方法もあります。
各シナリオを通過だけさせる意味は、記録として残るため、後々その選択肢に応じたサービスをリリースする際のデータとして使える、というところです。例えばアンケートで、ダイエットで知りたい事を質問しておいて「食事法」と答えた友だちだけに食事改善のメニューを案内する、といった感じです。プロラインフリーでは、どのシナリオを通過したかによって検索ができるため、今回のような形でアンケートをしたデータから簡単にユーザーのセグメントができます。これはかなり便利ですよ!
シナリオを通過させて流入経路を記録するやり方は上記の記事に詳しく書いてありますので、参考にしてみてください。