前大信 自己紹介

前大信

株式会社ジェイプラット 代表取締役
前大信(まえ だいしん)

デジタルマーケター

1974年11月26日生まれ

富山県高岡市出身

血液型:A型

週20時間働き、あとは家族との時間、体を労わる時間、趣味を楽しむ時間に使う。

そんな生き方にたどり着いたのは、自分の年齢が人生の折り返し地点を超えたことを実感した頃でした。

こんにちは、前 大信(まえ だいしん)です。前を大きく信じる、と書いて前大信。画数がよくなくて、なんでうちの両親はそういうとこ無頓着なんやろ、と、人生がなんだか空回りしていた頃に思ってました。

でも、今思えばいい名前をもらったと思います。「人に大きく信じられる人間になれ」「人を大きく信じろ」そんな願いが込められた名前だからです。

僕を罵倒する息子

僕には愛してやまない息子と娘がいます。

息子はウルトラマンと仮面ライダーに夢中の6歳(2023年現在)。

そして娘は2歳。お父さんのことが大好きです(願望)。

きっと知らない人からは幸せ一杯な家族に見えるでしょう。もちろん、その通り、幸せです。でも、ちょっと大変なこともあります。それは、息子の病気です。

息子は、ドラベ症候群という、4万人に一人と言われる難病です。わかりやすく言えば、てんかんのような病気で、突然けいれんを起こして意識を失います。

けいれん発作は脳にダメージを与えるため、極力けいれんは防がないといけません。そのため、僕と妻はなんとかけいれんを未然に防ぐため、毎日の薬だけでなく、体調の管理には細心の注意を払っています。高熱と同時にけいれんを起こすことが多いからです。

けいれんは突然やってきます。入浴中、深夜、食事中、ところかまわずいきなりやってくるのです。最近では、妻が入浴中、僕は娘をひざに乗せてTVを見ていた時にやってきました。息子は食事中で、僕は息子の背中側のソファーにいてすぐに気付けませんでした。味噌汁を飲んでいる途中でけいれんを起こし、座ったまま硬直し始めたのです。慌てて救急車を呼んで、でもなかなか意識が戻らず結局救急車が来ても意識はありませんでした。

幸いにも後遺症なく無事に退院できましたが、こういう事が年に何回かあります。突然死の確率も1割ほどあるみたいで、早く安定してくれないかと祈る日々です。

そんな息子は病気の影響から自閉症のような性格で、先日調べてもらったところIQもかなり低く(IQの平均値は100。人口の95%は70~130と言われる中、息子は58でした)、小学校での普通級は難しいとのことでした。

僕は妻とこのことについて話した時に、妻に言いました。

「小学校で特殊学級に行く事になったとしても、それは普通級より劣っているってことじゃなくて、むしろ選抜クラスなんだよ。息子のように遺伝子異常を持つ子供たちはみんな、人類が環境の変化に適応できるように、可能性を広げるために生まれてきたんだよ。だからみんな、普通級の子供に比べたら劣る部分もあるかもしれないけど、特別な能力を持っていて、それはむしろ普通級に入って平均化されたら消えてしまうかもしれない能力なんだよ。だから、息子は選抜クラスに入って自分だけの才能を磨いた方がいいんだよ。」

これは別に慰めで言ったわけではなく、実際に生命科学的にそうなんです。だからこそ、息子の才能は潰しちゃいけないし、息子のためならなんでもしてやろうといつも思ってます。

ところが、ですよ。

当の息子は、僕のことをいつも罵倒してくるわけです。これまた病気によって形成された性格だと思われます。息子はおかあさんを溺愛しているので、何でもおかあさん、おかあさん、なわけです。おかあさん、ごはん食べさせて。おかあさん、靴下履かせて。

僕は息子のIQとか知的障がいとか、そんなことが発覚していない頃から、息子にしっかり育ってほしいがゆえに、自分で色んな事ができるよう、しつけてきました。それが息子にしてみれば、もうホントに嫌だったみたいで。

「お父さんなんか、いなくなってもいい」「お父さんはひとりぼっちで寝て」「お父さんなんか大嫌い」

こんな言葉が毎日何度も、大好きで大好きでたまらない息子から浴びせられるわけです。大好きだからこその僕の言葉が、繊細な息子を傷付け、僕を拒否している。この現実とどう向き合っていけばよいか、日々悩み、苦しんでいます。

もちろん僕が息子にかけた言葉は、息子が普通のIQなら理解できるレベルのことで、特別厳しくしていたわけでもありません。しかし、ガラスのハートの息子には僕はひどい奴に映っているようです。

こう書くと、息子が僕に懐いていないように見えるかもですが、そういうわけでもなく、妻が仕事でいない時は僕にべったりで、週末はいつも二人で公園に出かけて遊んでいます。

仮面ライダーの歌を変な替え歌で歌って、二人でゲラゲラ笑って・・そんな楽しい時間を過ごします。ところが、妻が返ってくるとまた豹変するのです。

結局何が言いたいかというと、僕はそんな息子がとにかく大好きです。だからこそ、息子(もちろん娘も)との時間をしっかり取れるよう、今の週20時間だけ働く、というスタイルに落ち着きました。

もちろん、週20時間で生活するのは、普通のやり方では無理です。そのために、僕が働いていない間も勝手に集客、教育、販売、決済、納品、顧客体験まで行ってくれるマーケティング自動化の仕組みを作ったのです。

愛する弟の死

 

人生を変えるほどのインパクトのある出来事ってそうそうないけど、僕にとっては5歳下の弟の死は衝撃的なものでした(写真右が弟、真ん中が僕、左は兄)。三人兄弟の真ん中で生まれた僕ですが、子供の頃は兄とは仲が良いとは言えない感じでした。5歳下の弟は性格的に僕に近いのもあり、僕とよく遊んでいたし、成績も僕の方が兄よりよかったこともあり、中学、高校くらいの頃はギクシャクしていたのを覚えています。

僕は20歳で大学を中退して、富山から東京に来ました。僕と仲良しだった弟は、きっと僕に影響を受けたんでしょう。後を追うように上京し、漫画家をいう夢に向かってバイト生活を始めました。

しかし、もともと優しすぎる性格の弟は、職場で富山訛りを馬鹿にされたり、イジメのような状況になっていました。弟は一切そういうことを口にしないため、僕は全く気付かずに何年も過ぎました。

そして、ある日、電話がかかってきたのです。

母からの電話で、母は病院から連絡をもらったようです。大事な話があるから、家族も同席してほしいとのことでした。僕は東京にいて近いからと、僕が病院に行きました。確か、入籍間近の妻も一緒に病院に行きました。

ステージ4の胃がんでした。

久しぶりの弟との再会で、しかも妻は初対面で、ステージ4のがん宣告です。相当に妻は気まずかったことでしょう。

それから一時期は体調もよくなり、僕の結婚式にも出席してくれた弟ですが、その半年後の冬に亡くなりました。

弟は、婚約していました。早く籍を入れたいと、無理して嫌な職場で頑張って、その挙げ句、ストレスから血を吐いて倒れ、胃がんでした。

この時に思ったのは、人間死んだら終わりだということ。とにかく健康が第一。無理をし過ぎてはいけないし、そうならないように、自分で管理していかなければならない。

日本は若者の自殺が世界一多い国。仕事をしていくうえで、どんなに気を付けようとしても仕組みが無ければ限界があります。だからこそ、精神的負荷がかからないような仕組みを作っていかなければならない、と痛切に感じています。

僕は弟が身をもって教えてくれたことを決して無駄にはしたくない。だからこそ、嫌な仕事は手放して、どうすれば楽しく仕事ができる仕組みが作れるのかを必死で考えてきました。その結果、僕が創り出したのが、LINEでほとんどの工程を自動化したマーケティングの仕組みです。

お金がない辛さを痛切に知った出来事

僕は一浪してまで富山大学工学部に入学したくせに、音楽の道を志し2年で中退した大バカ者です。上京してからは、ASAYANの第一回男性ボーカリストオーディションで最終10人に残ったり(それなのに事情があってTV収録に参加できなかったり)、スポーツドリンク エネルゲンのCMソングを歌わせてもらったり、自分なりに頑張っては見たものの、そろそろ潮時だと感じ、25歳で就職しました(バイトしてた質屋)。

その後、転職しスーパーマーケット勤務となるも、激務で居眠り運転し、過労の診断を受け退職。30歳で心機一転。起業の道を選びます。

最初の起業では、PCおよび周辺パーツなどの販売で、ヤフーオークションのストアランキングで全ストア中全国18位、カテゴリー2位に入ったり、3年で年商3億6千万を達成するなど順調に成長しました。

しかし、ここで落とし穴が。仲間の経営者の借金の連帯保証人となったために会社が倒産する事態に陥りました。人ってホントにこわいですよね。ついこの間まで、毎日のように会って一緒にビジネスして、一緒にゴルフしたり、しょっちゅう飲みにも行っていた人間が、お金のことになるとこうも簡単に人を裏切れるんだ、と思いました。

それからは、借金返済しつつ、昼夜問わず働きお金を貯め、やっとの想いで再起業したのが、株式会社ジェイプラットです。前の会社が倒産したのが34歳の頃で、ジェイプラットを起業したのが40歳。6年も地下生活を送っていたわけです。

この期間はホント、しんどかったですね。昼は友人経営者の会社で働き、夕方にヤフオクの発送をして、コンビニで深夜バイトもしてました。毎日眠いし体はしんどいし。その割に前に進んでいるのかよくわからないし。

でも、頑張ればいつか夜明けは来るんです。そこを乗り切ったから、結婚して二人の子供に恵まれた今の生活があるわけです。

でも、この過去の経験から、「同じような辛い思いをする人を一人でも減らしたい」という強い信念が生まれました。そこで、ジェイプラットでは、他社の支援を中心に活動してきました。個人経営の小さなサロンなども集客支援もしたし、なんなら完全成果報酬でも仕事を受けました。それがみんなのためになるなら、と。

しかし、気付いたことがあります。自分の身体は一つしかない。だから、家族にも全力、顧客にも全力で取り組むことを考えると、多くの顧客は抱えられないし、小さな個人店の顧客からは多くのお金も取れない。

そこで、それを解決するための方法として、誰もが成果を出せる、LINEを活用したマーケティングの仕組みを作って提供する、という発想に至ったのです。

この仕組みがあれば、お金をかけずに、働く時間は半分以下に、収入は2倍以上にできる。そんなノウハウを提供していくことで、時間に追われる現状を抱える経営者を救いたい、そう思っています。

今の息子、娘と遊べる瞬間は今しかないんです。10年後にお金持ちになったとしても、10年前の息子や娘を肩車してやることは、もうできないんです。だからこそ、仕事を少しでも手離れできる仕組みをみなさんにも早く取り入れてほしいと思っています。

その他の情報

スキル:Google Analytics、Google Tag Managerの設計、分析、元上級ウェブ解析士(2019年取得後2021年に退会)
得意ジャンル:SNSやウェブを活用した店舗集客、LINE集客(シナリオ構築&運用サポート)、ネットショップ(ECサイト)の販売戦略&運営サポート

メール:mae@j-plat.co.jp

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