Instagram集客がオワコン化?新しいInstagramの活用法とは

Instagramは一時期、ビジネス集客において欠かせないプラットフォームとされていました。しかし最近では、「Instagramはもう集客には使えない」という声も聞かれるようになっています。その背景には、次のような理由があります。

ビジネス利用のアカウントが飽和状態

個人・企業問わず、多くのアカウントがビジネス利用をしており、競争が激化しています。

アルゴリズム的な制約

Instagramでは、ユーザーが目にする投稿数がアルゴリズムによって制限されており、すべての投稿が表示されるわけではありません。競合が増えた分上位表示の確率も下がっています。

広告枠の拡大

運営元のMeta社の収入源は広告です。そのため、年々広告枠が増加する傾向にあります。広告枠が増えることで、無料で上位表示される投稿の枠は年々縮小しています。こうした状況の中で、フォロワーを集めてそこからLINEなどに誘導する、という従来通りのInstagramの使い方で成果を上げるのは難しくなっています。

しかし、それでもInstagramにはまだ集客ツールとしての可能性があります。その鍵を握るのが Instagram DM の活用です。

新しいInstagram集客のカギ:DM活用法

Instagram DMを効果的に活用することで、次のような新しい集客手法を実現できます。

1. メールやLINEからInstagramに誘導する

メールマーケティングやLINEマーケティングの限界が指摘される中、Instagram DMは重要な補完ツールとして注目されています。一からInstagramを育てるのではなく、もともと持っているメールリストに対してInstagramのフォローを促し、アカウント開始からコメントが複数付く状況を作り出している企業も増えています。

メールの迷惑メール化リスク
Gmailのセキュリティ強化により、重要なメールが迷惑メールフォルダに入る可能性が高まっています。

LINEアカウントの停止(垢バン)リスク
LINEの規約変更や厳格化でアカウント停止のリスクが増加しています。

このため、メールリストやLINEリストをInstagramに誘導し、DMを活用して交流する流れが増えています。

2. DMで信頼関係を築き、行動喚起する

DMを活用することで、フォロワーとの一対一のコミュニケーションが可能になります。これにより、他のプラットフォームでは難しい深い信頼関係を構築できます。

活用例:特典がもらえる投稿
投稿に対してコメントで〇〇と書くと、特典がもらえる、という企画を定期的に行います。コメントのワードに反応して、自動でDMが送信される仕組みを活用し、LPへ誘導。LPで価値の提供を行い、そこから商品販売へつなげます。

リスク分散の重要性

現代のマーケティングでは、一つのプラットフォームに依存しないリスク分散が重要です。Instagram DMを活用することで、他のプラットフォームとのシナジーを生み出せます。

まとめ

Instagramは変化を遂げています。従来の投稿や広告だけに頼らず、DMを活用した新しい集客法にシフトすることで、大きな成果を得られる可能性があります。

あなたも、Instagram DMを集客戦略に取り入れてみませんか?