流入経路分析してますか?広告やSNSなど、誰がどの媒体から流入してきたかを把握できるようにしておけば、どの経路が反応がよかったかを後々把握することができます。それに応じてアプローチを変えたり予算を変えたり修正につなげることができるわけです。
今回は、LINEを無料で自動化できる「プロラインフリー」を利用した流入経路分析の設定について説明したいと思います。
プロラインフリーとは
プロラインフリーは、LINE公式アカウントを自動化する無料ツールです。中小企業経営者や個人事業主を中心に、導入企業数15,000社以上!多くのメディアで「結果の出る無料ツール」として掲載されました。「コンテンツ販売」「オンライン教育」「顧客サポート」「リピーター育成」「見込み客の育成と集客」と多彩な機能を備え、LINE公式だけでは実現できない「友だち全員の顔と名前が見える」顧客管理も人気です。
プロラインフリーを使った流入経路分析の方法
プロラインフリーでの流入経路分析では、流入経路の数だけシナリオを作る、というやり方をします。「ステップ配信シナリオ」の新規作成ボタンを流入経路の数だけクリックします。
上記の画像では、「インスタグラム」「Twitter」「web広告」の3つのシナリオを作成しました。作成したシナリオにメッセージを追加しても構いませんが、ステップ数を消費したくない場合はメッセージ無しでも機能します。このメッセージの無い空のシナリオを通過させることで、流入経路が把握できるようになります。
シナリオの下段にある「このシナリオに登録するQRコード等」というボタンをクリックすると、画面右側に共有するためのURL、QRコードが表示されます。
こんな感じで出てきます。これがそのシナリオ専用のURL、QRコードになります。今回の例なら「インスタグラム」「Twitter」「web広告」の3つのシナリオでそれぞれURL、QRコードを作成してTwitterユーザーへはTwitterシナリオのURL、QRコードを教えればOK、というわけです。
ここで注意点ですが、シナリオ別のQRコード作成には、事前にLINEログイン設定、という初期設定が必要になります。こちらの設定は少しややこしいですが、一度やれば毎回やる必要が無い作業なので、頑張ってやりましょう。
上記にLINEログイン設定の詳細がありますので参考に。
流入経路分析にタグ付け機能は使えないのか
プロラインフリーでは、シナリオを移動するタイミングでタグ付けをする機能があります。そのため、
①流入経路別でシナリオを作成
②各シナリオに最初のあいさつメッセージを設置
③次のシナリオに移動するタイミングでタグ付け
この方法でタグ付けが可能です。友だち管理画面で属性タグで絞り込みできるようになります。
ではなぜこの方法を最初に書かなかったかといえば、「②各シナリオに最初のあいさつメッセージを設置」がないとタグ付けできないからです。プロラインフリーの仕様上、空シナリオの移動でのタグ付けはできません。そのためこの方法を使う場合、流入経路の数だけステップ数を消費することになります。プロラインフリーはステップ数で料金プランが変わるため、ステップ数は極力おさえたいところ。そのため、ステップ数を消費しない方法をおすすめします。
また、流入経路を質問するアンケートを設置して、その回答に応じたタグ付けはできないかと思いましたが、それも残念ながら今の仕様ではできません。とはいえ、友だち管理画面では簡単に友だちのシナリオ通過状況から絞り込みができます。
・現在いるシナリオでの絞り込み
に加えて、
・どのシナリオにも属さない人を含めるかどうか
・過去に通過したシナリオも含めるかどうか
のチェックができるため、この組み合わせで欲しい情報がすぐ引き出せるようになっています。そのため、流入経路分析にはタグ付け機能は無くても全く問題ありません。