きっかけは、息子が４万人に１人の難病を抱えていたこと
私は現在49歳で、7歳の長男と2歳の娘の二人の子供がいます。毎朝、息子を小学校に、娘を保育園に送り届け、夕方に迎えに行くのが私の日課になっています。
実は、息子は４万人に１人と言われている、ドラベ症候群という難病を患っています。突然死などを含めた成人までの死亡率が１０%という、命の危険と常に向き合う難病です。息子が2歳の時に病気が発覚し、それから何度も発作で倒れて入退院を繰り返すようになりました。
家族を守りたかった
そこで、私は、働き方を変えました。
それまでは業務委託先へと出勤し、平日フルタイムで働き、残業や週末の出勤も度々ありましたが、それらを手放すことにしました。全ての契約を終了し、一からウェブで集客をすることで、時間に縛られずに、息子が倒れた時にはすぐに動ける状態を作りたかったからです。
父親として、とにかく家族を守れるようになりたかったのです。
外面的&内面的問題
しかし、問題もありました。
外面的な問題としては、収入が不安定になったことでした。ウェブ集客をはじめた当初は、ウェブからの契約が安定して取れないため、ランチ会などに参加して直接の交流から契約を取ったりもしていました。それでも一年以上赤字の状態が続き、貯金が毎月減っていくという状況でした。
そして、内面的な問題としては、家族のために働き方を変えたにも関わらず、収入も減り、むしろ家族に迷惑をかけている状態だったということです。働きたいのに働けない、でもそれを家族のせいにはできない。お金が減り続ける恐怖や焦りと常に戦い続ける毎日でした。
無料集客では、ほとんど成果を出せず・・
お金が減っていく恐怖から、できるだけ無料の媒体で集客しようと思い、様々な媒体を試しました。
ブログ、Instagram、twitter、note、Kindleの電子書籍、Udemyでの動画講座。しかし、どれも大きな成果は得られませんでした。
そして、勉強のために講座もいくつか受講しました。
・オンラインセミナー構築講座
・コピーライティング講座
・デジタルマーケティング講座
・プレスリリース作成講座
などなど、他にもいくつか受講しましたが、なかなか集客に活かすことができず、むしろ受講料の支払いで貯金が減ってしまうという状況でした。
Meta広告（Facebook広告）との出会い
そんな時に出会ったのが、Meta広告でした。SNSのように毎日投稿ネタを考えなくても、ヒット広告を一つ作ることができれば、そこから何年も集客し続けることができることを知り、Meta広告一本に集客を絞ることにしました。
限られた仕事時間をMeta広告の研究と実践に全て注ぎ込むことで、平均してCPA1000円前後、良い時にはCPA500円台でリスト獲得できる広告も作れるようになりました。
Meta広告の運用には、成果に関係しそうな要素がたくさんありました。LPのデザインはキレイな方がいいのか、特典はたくさん付けた方がよいのか、独自の強みとはどう打ち出せばよいのか。
とにかく、短期間で成長するために、良さそうな競合の広告をクリックして、片っ端から登録してみました。そして、どんなメッセージが届くのか、動画の構成やスクリプトはどうなっているのか、とにかく研究しまくりました。
その中で、多くのマーケターが犯している間違いにも気付くことができました。
成功のカギは、超シンプルなファネル
そして、最終的に、最も効率よく成約まで導くことができる、超シンプルなファネルを発見しました。
・緊急性の高い悩みを特定し、明確に訴求
・無駄を一切省き、離脱ポイントをゼロに近付ける
この２つを徹底的にやることで、見込み客が迷わずに成約まで進める構造を作り出すことができました。
例えば、特典をたくさん付ける、といった行為は、確かにメール登録の要因としては有効です。しかし、特典目当てに登録した人たちは、特典をもらった時点で目的を達成してしまい、先へは進んでくれません。つまり、特典をたくさん付けるということは、特典が目当ての購入意思の無い人ばかりを引き寄せていたのです。
このように、見込み客の目的に沿った入口を用意し、そこから商品購入までの障害をきれいに取り除くことが、最短で商品の販売につながり、見込み客にとっても早く目的に到達できる仕組みだということがわかったのです。
構造がシンプルなので、制作にも時間はかかりません。商品がすでにある人の場合、２週間もあれば、広告の見出し、説明文、LP、動画といった制作が完了できるので、広告開始日からメールの登録が入り、そのまま説明会の申し込みがあり、商品を成約させることもできます。私自身も、ある広告を出した際に、２人目の登録者が説明会に申し込んでくれて、そのまま成約したという事例もあります。
Metaマーケティングがくれたもの
この超シンプルな仕組みができてからは、お金の心配もなくなり、安心して労働時間も減らすことができるようになりました。今では週20時間だけ働いて、あとは家族との時間を過ごす、という生活を送っています。
息子は病気の影響で、脳の発達が遅れているため、なかなか感情のコントロールができません。そのため、仕事中に急に遊びたいと息子が騒いだ時に、私が対応できず、息子がパニックになって泣き叫ぶということも多くありました。今では、仕事を気にせずに、平日の午後に息子と公園に出かけることができるようになりました。
息子は今、体重が27Kgありますが、肩車が大好きです。重さ的にはそろそろ肩車ができる限界の重さです。息子がもっと大きくなってからでは、きっと後悔していたと思います。子供たちが小さいうちに、家族との時間が多く取れる、今の働き方に変えたこと、そして、超シンプルファネルで成功できたことを、私は心の底から良かったと感じています。
家族を犠牲にしない
私が一番大切にしていることが、『家族を犠牲にしない』という考え方です。難病の息子を持ったことで、より一層その考え方は強くなりましたが、そもそものきっかけは弟の死でした。
弟は、職場でいじめに遭っていたようで、ストレスから胃がんになり、１年半の闘病の末に亡くなりました。弟とは別々の暮らしをしていたとはいえ、もっとこまめに連絡を取り合っていれば、こんなことにはならなかったのではないか、という後悔がずっと胸にあります。
身近な人は、放っておいてもいつまでも勝手に元気でいてくれる。なんとなく漠然とそう思っているかもしれません。しかし、別れは突然にやってきます。あの時、こうしておけばよかった、と後から悔やんでも遅いのです。
最も大切なのは、お金ではなく時間
あなたにとってもっとも重要なものは、何でしょうか？ あなたが今働いて、何らかの収入があるのであれば、お金は毎月補充されるものです。しかし、時間は補充されません。
何かを理解するために、貴重な時間を何ヶ月、あるいは何年使うのもいいですが、その時間を取り戻す事はできません。
ただ、その時間と労力を節約することはできます。なぜなら、私がすでにあなたの代わりに時間とお金を使ってきたからです。もし、あなたが、お金より時間が大切だと理解いただけたなら、まずは無料のウェビナーを受講することをおすすめします。ウェビナーを受講することで、多くの時間と労力を節約する方法を手に入れることができます。何か新しいことをはじめるには、必ずコストがかかりますが、そのお金は取り戻すことができます。しかし、試行錯誤する間に失った家族や子供と過ごす時間は、二度と戻ってはこないのです。
その他の情報
スキル：Google Analytics、Google Tag Managerの設計、分析、元上級ウェブ解析士（2019年取得後2021年に退会）
得意ジャンル：Meta広告を入口としたマーケティングの全体構築、LINE集客（シナリオ構築＆運用サポート）、ネットショップ（ECサイト）の販売戦略＆運営サポート
メール：mae@j-plat.co.jp
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